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「なんで!そうなるの?」という怒り方は子供の自信をつぶしてしまうと気付いた出来事

誰しも話し方の癖・怒り方の癖を持っているものですが、私は「なんで、そうなるの?」と子供に声をかけていることに気づきました。

もう何度も伝えたことや、自分にしてみれば当たり前のことだから、子供ができないのが理解できないという思考なのだと思います。この言い方が大変まずいということに昨日気付いたので、今日から改めるために記述を残します。

きっかけとなった出来事

保育園に送るために車に乗り込むと、娘がブーツを履いていることに発車後に気付き「なんでブーツを履いているの?」「お母さん、信じられない!」と大きな声を出しました。とても不機嫌な顔をしていたと思います。

保育園の園庭遊びがスニーカーのほうが安全ということは分かっているのに、いつも駄目だと言っているのに、保育園のルールでNGなのに、引き返して履き替えないといけないのに、車に予備を入れていない私の準備不足、仕事の時間が迫っているのに。色んな思いから出た言葉でした。

引き返すことは諦めて車を走らせていると、娘がブツブツ何か言っているのに気づきました。

娘:「わたし、なんてバカなんだろう。なんてバカなんだろう。」

驚いた私は、すぐに娘に「お母さんの言い方が悪かった、ごめんなさい。あなたは決してバカじゃない。自分で考えて、自分の気持ちもちゃんと言える素晴らしい子だよ。」と伝えました。

娘はそれを聞いて安心したように「お母さんが大好きだよ。」と言いました。

 

小さな子供にとっては親が全て

子供にとって母親に嫌われることほど大事は無いでしょう。それこそ生命の危機だし、心の拠り所です。母親に好かれることは子供にとって現時点ので最大のミッションなのでしょう。その母親の言動・表情はその子の価値観に多大な影響を与えているのだと思います。心理学系の本にもそのような記述がありました。

このまま「なんで、○○なの!」と怒り続けたら、きっと「自分はバカな人間だ」という自己認識の大人になり、自分に自信のない子に育ってしまうのではないかと思います。この事に気づけて本当に良かった。

 

「なんで、○○なの?」と怒ってしまう原因

ここで、なぜ自分が「なんで?○○なの?」という怒り方をしてしまうのか考えてみました。私にはどうも「上手くできないことは自分の責任・自分の準備不足」と考える癖があると思いました。

子育てをしていると、色々なものが場所を選ばず汚れたり壊れたりします。そこでマザーズバッグなどに着替えなどを準備しておくのですが、不足に対処できない場合、全て自分の準備不足として、母親失格・準備のできない駄目なやつという気分になってしまいます。

一方、「今日は対処できなかったけど、次回は準備しておこう。1つ学んだ。」などと前向き思考もしようと思えばできることから、ダメダメ思考に至るには、私の幼少期に原因があるような気がしました。
思い起こすと、祖母には「風が悪い」「シチュエーションに合った(祖母の考える)服を着なさい」などとよく注意されたものです。しかも、怒鳴り声とともにということもしばしば。それが嫌だったなあと漠然とおぼえています。それと同じことを無意識に娘にしている。特に、先に大きな声を出してしまうのはいけない。

この「大きな声で」というのはやっかいです。気づいたら言ってしまっているからです。直後に「しまった!」と気付く。冷静になれば「大声で怒る」ほどのことでは無いことで声を上げるのは、自分自身の中に「その事象がとても嫌な原因」があるからと考えました。例えば「シチュエーションに合った服装をしないといけない」という価値観です。この価値観が「祖母の怒鳴り声とともにインプットされている」。だからそれに反した状況が起こると「大声で対処」してしまう。そんな感じではないか。

ここまで考えて、こりゃーいかん!私。ヤバイ。と思った次第です。

娘には自分に自信を持って・自分を大切にできる人になってほしい。

これから「つい大声を上げてしまうこと。」について原因を考えて、ふるまい方を変えていこうと思います。

 

おしまい。

 

 

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