人生初の『くら寿司』にテンションアップ!
その理由は突き詰められた「仕組み化」。
遅ればせながら、生まれて初めて『くら寿司』に行きました。仕組み化が好きな私にとっては「まわる寿司店」ではなく「仕組み化ワンダーランド」だったため、その時のテンションが上がったポイントを記録します。仕組み化・メニューの内容、ゲーム性、価格。どれも一生懸命考えられており、頑張るとはこういうことなのだと思わずにはいられませんでした。
まるでUFO。広報活動も著しい「鮮度くん」
「鮮度くん」と検索すると、出ます、出ます、プレスリリース。くら寿司が開発した鮮度を守るUFOのような形をした自動でオープンするお寿司の蓋です。手で皿を持ち上げるとUFOがオープンし、普通に寿司を取れました。
この蓋のいいところは、お店としては「業界初!」とか「鮮度が保てる」「廃棄率が減る」ではないかと思いますが、お客にとっては「商品名が分かりやすい」ことではないでしょうか。かならず「それ何?」と同行者に聞かれ、見た目では何かさっぱり分からない創作メニューの名前を「えびアボカド!」とズバリ答えられます。
全品サビ抜きで回っている
次に、好きなモノをタッチパネルで注文していて気づいたのは「全品サビ抜き」でまわっていること、及び注文品もサビ抜きであることです。これなら子供連れだからといって「サビを抜きましょうか?」と聞かれたり、「サビ抜きで」と言われることもありません。
お店では「直前にわさびを入れることでより美味しい!」と案内がされていました。確かにそうなのかも。子供にそのまま食べさせられる点はお客にとって便利です。
醤油が一滴ずつでる醤油入れ
飲食店ではかなり大きな仕事であることが予想される「皿洗い」。この醤油入れは一滴ずつ醤油が出てくるので、そのままお寿司にかけてお食べくださいということなのでしょう。醤油用の小皿を用意することなしに、醤油がお皿にだ〜〜と注がれる事故も防げます。皿洗いの手間・醤油だらだら事件を未然に防止できる一石二鳥の仕組みのようです。
ネットでも話題のくら寿司ガチャ
これは皿洗いと皿を数える手間を極限まで減らせる上、それ以上にお客を釘付けにしてしまう魔法の仕組みでした。5皿ごとにゲームができ、あたるとガチャがもらえます。うちの子ももれなく魔法にかかり、18皿で良かった食事が20皿になりました。ネット上では当たる確率は25皿以上で1個とのこと。20皿の今回の食事では当たりませんでした。子供が心から悲しそうにしていました。何はともあれ、この「びっくらポン!」は売上UPになるようです。手間削減・売上UPどちらにより貢献しているのか知りたいところです。
爆笑もののでき栄え『究極のカニカマ』
もはやカテゴリーは寿司店ではなく、総合ファミレス
おわりに。
家族がおすしでお腹を満たしている時、私は仕組み化っぷりを色々眺めて満腹になっていました。面白かったです。次回行くときは、無添加が売りだそうなので、味の方に集中してみたいと思います。
おしまい。