長岡ラッキー物語。『松岡達英のアトリエ』&『モネ展、マルモッタン美術館』を堪能!


ラッキー三昧の新潟旅行

伊丹・長岡飛行機

伊丹-新潟便

こんにちは!あやこです。
2016年8月1日〜5日に、新潟県の長岡市と法末を旅行しました。
この旅行のスキマ時間は、隙間どころか「お宝時間」でした。最初はスキマ時間に何をしよう?と考えていたのですが、フタを開けると忘れることができない楽しい体験となったので、ちょっとだけお話させてください。

米どころ新潟!

米どころ新潟の上空で撮った写真。水田・水田・水田!

お宝ポイントは2つありました。
1つめは、絵本作家としてとても有名な松岡達英さんの原画展に立ち寄れたうえ、松岡さんご夫婦と直接お話しすることができました。これには感動しました。松岡さんの絵本にはいつも娘への読み聞かせでお世話になっているからです。
2つめは、早めの飛行機を予約していたので『モネ展 マルモッタン・モネ美術館所蔵』に行くことができ、「睡蓮」「テュイルリー公園」など、傑作をゆっくりと堪能できたことです。

では、1つめの松岡達英さんの原画展からお話します。

 

名作『ぴょーん 』は切り絵だった!

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『ぴょーん』。原画展をやっている部屋の外に、ぴょーんをテーマにパネルが展示されていた。

絵本『ぴょーん 』をご存知でしょうか? 個人的な感覚ですが、生まれたばかりの赤ちゃんが初めて出会う絵本「ファーストブック」として日本一の本です。

この本が私の家にやってきたのは子供が産まれた2009年でした。大阪市が赤ちゃんの定期健康診断の時に「ファーストブック」としてプレゼントしてくれたのです。当時、「ぴょーん!」と言いながら何度も読み聞かせたのを覚えています。そのたびに、娘は大きな声で楽しそうに大笑いしました。その笑い声は「ケラケラケラ!」っという表現がぴったりです。

可愛くて、分かりやすくて、笑える。赤ちゃんにとって間違いなく最高の1冊です。

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カエルが「ぴょーん!」

さて、原画展では、この『ぴょーん』の原画が何枚も展示してありました。その原画を見て驚きました!本を読んでいた時には気づかなかったのですが、実は「切り絵」だったのです。てっきり「絵」とばかり思っていたので「へえ!へえ!」と何度もつぶやきながら鑑賞しました。

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トビウオがぴょーん!

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犬がぴょーん!

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私もぴょーん!

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にわとりがぴょーん!

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かたつむりはトライするも・・・ダメか・・・。このシーンを初めて読んだ時は、家族で大笑いした。

松岡さんは、この本のアイデアを「外国取材の帰りの飛行機の中で得た」と教えてくれました。「生まれたての赤ちゃん向けの絵本」の企画があり、乗っていた飛行機がぴょん!と揺れたことでストーリーが舞い降りたそうです。すぐにメモをとったと話されていました。創作時のことを直接うかがえたことは、私にとって貴重な体験でした。

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でんしゃはっしゃしまーす。

 

 

松岡達英さんは長岡出身

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長岡市の市庁舎およびイベント施設アオーレ長岡。新潟県中越地震の後に災害対策の一貫として建設された巨大施設。

松岡達英さんが長岡出身ということを知ったのは、旅行で長岡市庁舎のある「アオーレ長岡」に立ち寄った時でした。大目的が長岡まつり大花火大会で、その事前情報を仕入れに観光案内所に入りました。すると見覚えのある絵とお名前の入ったチラシが目に止まりました。『松岡達英のアトリエ Green Works in アオーレ』です。

案内所の方に「松岡さんは長岡のご出身なのですか?」と聞くと、「そうです。今日はご本人が原画展にいらしています。」と教えてくれました。場所も同アオーレの2階で、目と鼻の先です。「おお、行こう!」

その数時間後、集団行動の中に少しだけ自由時間ができました。わずか30分ほどでしたが迷わずGO! 宿泊ホテルがアオーレの隣の「長岡グランドホテル」だったのも幸いでした。

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水道公園の中にある「水道タンク」は長岡のシンボル。そのタンクを松岡さんがキャラクター化したもの。2メートルほどもある大きなアート。

行ってよかった!

ぴょーんの制作秘話、ダンボールアート作りの秘訣、長岡市の貯水タンクがモチーフのキャラ創作話、流木アート、折り目のついた原画の裏話・・・松岡さんご夫婦とのお話はどれもワクワクしました。

特にダンボールアートは真似をして子供と一緒に作りたいと思いました。そのことを伝えると、奥様がコツをこっそり教えてくださいました。これは夏休みの工作でチャレンジしなくては!

さて、松岡さんは自然豊かな場所にあるアトリエ「Green Works」で、流木を集めて木馬をつくったり、虫を観察して本を描いたりされているそうです。美しく精細な絵やワクワクするストーリーは「長岡の自然から生まれている」。これは着想法の1つだと思いました。アイデアが湧き出てくる環境をつくる、このことは大切な学びとなりました。私もアイデアが絶え間なく降りてくる環境を模索しようと思います。松岡さんありがとうございました!

 

小学生になった娘がハマっている松岡さんの絵本

 

モネ展 マルモッタン・モネ美術館所蔵

モネ展の特別ランチ

モネ展、新潟県立近代美術館のレストラン「広告塔」の特別ランチ

さて、新潟旅行2つめのラッキー!は「モネ展」に行けたことでした。京都・東京で開催されていたのに、どちらも行けずじまいだった「モネ展」に新潟で行けました。おそらく、京都や東京では人が多くて「もみくちゃ」だったはずです。ゆっくり鑑賞など夢のまた夢。一方新潟では、平日だったこともあり、とてもとてもゆっくりと鑑賞できました。これは奇跡です。

 

モネ展の概要

『あなたの知らない本当のモネ。まさに、究極のモネ展―』

印象派の巨匠として今日絶大な人気を誇るクロード・モネ(1840-1926)。生前成功した画家。マルモッタン・モネ美術館の所蔵品。画家が10代で描いたカリカチュア(風刺画)や家族の肖像。モネが収集した友人の芸術家たちの作品。モネの代名詞ともいえる「睡蓮」の連作など約90点。館外に貸し出されることの少ない貴重な作品「テュイルリー公園」。

 

デジタルアート? いえ絵から光がにじみ出ている!

最注目の2作品、「睡蓮」と「テュイルリー公園」は圧巻でした。

初めて絵が目に入った時、これらの絵はどちらも一瞬「デジタルアート?」と感じました。バックライトがついているように見えたのです。絵から光がにじみ出ているとでも言うのでしょうか・・・。展覧会はよく行く方なのですが、これほどまでに光輝く絵はめったにお目にかかれません。「絵に圧倒される」このような感覚を抱くことがこの先何度あるだろう・・・嬉しくて暫くの間、絵の前のソファに腰掛けて鑑賞しました。

この「椅子で名画1枚をじっくり鑑賞」も新潟でしかできないことでした。東京なら間違いなくもみくちゃですから。

さて、大感動の絵画についてもう1点印象に残ったことがあります。これら傑作は、モネが若く幸せな時期に描いたものだったということです。晩年の作品も鑑賞したのですが、名画の輝きはすっかり無くなっていました。その代わりに、息子や妻など、大切な人々を次々と失った悲しみがキャンパスから激しく、激しく伝わってきました。色合い、筆使い、絵の精密さ、輝き。全てが違っていました。

絵画だけでなく、モネの人生・家族・心に触れることができた、素晴らしい企画展でした。

 

おわりに

早朝の飛行機を予約して良かった。おかげで新潟でモネの傑作に会えました。モネが「睡蓮」や「日本の橋」など沢山の有名な絵を描いた場所はモネのジベルニーの庭です。ここは、松岡達英さんのアトリエと同様、モネにアイデアをくれる場所であり、その庭はモネ自身がつくったものでした。偉大なアーティストは自分で着想の仕組みを作り出していました。

新潟が目的地で良かった。この感動を娘に伝えたい。広島の祖母の家で待つ娘に「テュイルリー公園」の葉書を一枚書い、新潟から投函しました。次は、マルモッタン・モネ美術館でこれらの絵に再会したいです。

そうそう。新潟旅行記はもう少し続きます。次回もご興味があれば、またおこしくださいね!

 

 

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