映画『ジュラシックワールド』のロケ地
トレイル（ハイキング）の目的地、マノアの滝2015年8月現在公開中の映画『ジュラシックワールド』のロケ地の一つでもある「マノア渓谷」に行ってきました。『ジュラシックパーク』でもロケが行われたそう。
マノアの滝（マノア・フォールズ Manoa Falls）トレイルは最高！
「虹の谷」マノア渓谷。熱帯雨林が生い茂る、ジャングルという言葉がぴったりの場所です。ここにある「マノアの滝」を目指すコースが目にとまり、ハイキング好きの私は、午後3時スタートで、5歳児を連れて登ってきました。終了は６時前でした。このトレイルが最高だったので紹介します！
午後3時から5歳児連れで登ってきた。片道約1時間
マノア渓谷とは
ジャングル以外の何物でもない「マノア渓谷」マノア渓谷は、ワイキキの様子からは想像もつかない、鬱蒼と木々の生い茂る「ジャングル」です。何と、ワイキキから車かタクシーでたったの20分。緑豊かな住宅街マノアのすぐそばにあります。この距離で辺り一面ジャングルに変わるのは、かなり不思議でした。
ワイキキから、車かタクシーで20分、バスで30分
マノア渓谷に雨が降る理由
虹の渓谷で、本当に虹をみれた！マノアといえば、雨で、虹がよく出るから「虹の谷」とも呼ばれているそう。同じオハフ島の「ダイヤモンドヘッド」は干からびた山なのに、車で20分やそこらの山がジャングルなんて、なぜそんなことが起こるの？と思っていたら、理由は山脈。
海から湿気を含んだ風がコオラウ山脈にあたって、その裾にあるマノアに雨を降らせるから、木々が育ちに育ったのだそう。ワイキキの年間降水量が300ミリで、マノア渓谷は5000ミリ。約16倍！植生があまりにも違うことにも納得です。
マノアの滝までの道のり
トレイルの目的地マノアの滝マノア滝までは約1.5キロ。片道1時間弱のハイキングコースです。標高差は110mほど。ほぼ一本道なので、迷うことはありませんし、標識も多数出ていて安心できます。
人気コースのようで、多くのハイカーが夕方からでも登っていました。
5歳児も十分に登れました。途中、やや難しい場所もありますが、親がサポートすれば大丈夫です。目的地のマノアの滝（マノア・フォールズ Manoa Falls）の高さは約45m（60ｍとの情報もあり）。シンプルで美しい滝でした。
見どころは滝よりもジャングル！
ハワイオアフ島とは思えない植生、生い茂る木々、湿気、熱帯の植物、小川、ぬかるみ。ハワイの中の別世界が一番の見どころだった。一番の見どころは、滝よりもジャングルだと思ったので、その様子をここからはひたすら写真で紹介します。
入り口。
入り口を入るとすぐに、目の前にジャングルが広がる
巨大なシダ植物？がお出迎え。でかい・・・！
巨木もそこら中に生えている
もはやジュラシックパーク
巨大ぜんまい？大昔にタイムスリップしたみたい
超巨大なシンボルツリー
ハイカーがいっぱいだから、ジャングルだけど安心
粘度系の赤土。少し滑る。わりと固く、足が埋まったりはしない。
足場の悪いところもちらほら。運動靴必須。
赤土は落ちにくいので、すぐに洗うべし。
目的地マノアの滝に到着。入り口から50分ぐらい。
滝壺。写真を撮ったり、くつろいだり。
マノアフォールズトレイル下り
下りスタート！きた道を帰る。
バンブー地帯もある
異世界への入り口っぽい
古代植物？思わず撮影。日本の山でも見たことがあるような、無いような・・・
巨木、ステキ。くぼみで妖精が歌ってそう♪
上を見上げて空を覆う木々にドキドキ！樹なつみさんの『獣王星』を思い出す
子供、走る！私追いかける！
まだまだ走る！待って−！
ハワイの花にも出会う。神戸の布引ハーブ園の温室にもこれあった。
きれい！自然って芸術。
くぐる、くぐる！
Beautiful！
しっとり。
これもビューティフル！
真っ白な幹の巨木と。５歳児がフルサイズ一眼で撮影
マノア渓谷入口付近。お別れも近い
山側に雲がかかり始めた。にわか雨が降る。
駐車場付近でチキン？に遭遇（鶏？）
マノアの滝の出口。ここでおしまい。雑貨屋『Rainbow’s End Snack Shop』があり、水やバナナ・クッキーなどが買える。駐車料代もここで払う。ここから数分下り、住宅地まで出るとバス停がある。
マノアの滝・交通情報・行き方
選択肢は、マイカー・タクシー・バス。私は時間が限られていたのでタクシーをチョイス。ここはマイカーの駐車場。5ドル。住所
マノア・フォールズ・トレイル Manoa Falls Trail
3860 Manoa Road Honolulu, HI 96822
タクシー・車
ワイキキから約20分。26.9ドル。クレジットカード決済は『Square』。個人タクシーすすんでる！パーキングもある。マイカーやレンタカーなら、駐車料5ドル。
バス
マノアフォールズのバス停。住宅街の中にある。バス（TheBus）は、アラモアナ・センターから5番の「マノア・バレー Manoa Valley」行きで約30分。終点で下車。バス停から入り口まで約10分。片道2ドル。行きはタクシーで行きました。帰りはタクシー乗り場は無いのでバスを利用しました。たまたま娘と同じ誕生日の女子大生にバスで出会い、楽しい思い出になりました。バスも良いですね。
また、アラモアナ・センターは言わずと知れた巨大ショッピングセンターです。マノアの滝は3時間ほどで終わるので、ハイキングと買いものを午前・午後で分けて入れるのも良いと思います。
おすすめの装備
歩きやすい運動靴は必須です。子連れなら着替えがあると、いざという時に重宝しそう。ウエットティッシュやタオル類など、拭くものがあると助かります。小雨も頻繁に降るので、帽子もあると良いです。私が行ったのは3月の末だったので虫はほとんど出ませんでしたが、雨季には蚊が多いらしく、長袖・長ズボン・虫除けスプレーなどがあると助かります。また、虹の谷なので、折りたたみ傘、ビニールポンチョやカッパがあるとなお良しです。
帰りに、Manoa渓谷にかかる虹をみれて大興奮！折りたたみ傘か、かっぱ（レインコート）もあると安心。
時間帯は、日が暮れる前に帰れるように！
出発が遅くなったけれど、日が暮れる前に下山。バスに乗り込む直前、雲がかかり、一時的に大雨が降りだした。雨のマノア。濡れずに済んだのが奇跡だったのかも。滝までの道のりに灯りはないので、日が暮れる前に下山したいです。夜はかなり暗いはず。
マノアの滝、とてもおすすめ！
ハワイの中のジャングル、マノアの滝はとってもおすすめ。
ワイキキでの海遊びにちょっと飽きたら、マノアの滝に行ってみてください。
おすすめです。
