一企業専用のJR出口を見たのは生まれて初めてでした。
あまりに衝撃的で、北府中駅・東芝専用口でググりました。
到着した時は、仕事で北府中駅が初めて、
ここが「東芝町」一番地だということも知りませんでした。
出口の先にあるのは、東芝府中事業所でした。
敷地面積は約770,000平方メートルにおよぶ広大さだといいます。
ここは、東芝グループの生産拠点のひとつで、
Wikipedia(ウィキペディア)によると、
主に産業機器、OA機器、鉄道車両、放送機器、通信機器などの
開発、製造工場として機能しているということでした。
面白いことに、
新幹線・電気機関車などの鉄道事業もここでやっているそうで、
北府中駅構内から東芝内へは専用の線路があり、
鉄道車両などの搬出入に用いられているとのことです。
敷地内には旧国鉄の103系(クハ103-525)や
クモニ83006が保管されていて、
車両は北府中駅や武蔵野線車内から見ることができるそうです。
知っていれば、写真撮りたかったな。
さて、今後の日本で、俺専用の出口を設けたほうが生産性が上がる
よ〜し!という経営判断をして、専用口を作っちゃう、
そんな男前な企業はどれほど生まれるのでしょうか。
高度成長期やバブルを知らない私、
工場は海外に作るのが当然という時代に社会に出た私には、
この専用口が、なんだか史跡に思えるのでした。
そうは言っても、今のところ
世界一かっこいい鉄道は「新幹線」で間違いありません!
東芝さん応援しています。
おっしまい。