厳島神社(宮島)で知る人ぞ知る、幻の特大破魔矢「特大御神矢」
厳島神社(宮島)に初詣に行く際、わが家では必ず買うものがあります。
それは、知る人ぞ知る「超特大の破魔矢」です。
全長140㎝、付属の絵馬は横幅18㎝の巨大さ
それは、すれ違う人のほとんどが振り返るレベルの大きさで、
なんと、140㎝もあります。
立てて持つなど、持ち運びにも大変気を使う大きさです。
宮島の特大破魔矢が「幻」と言われる理由
実は、この破魔矢は、2015年まで「表」に展示されていませんでした。
もう何年も前から手に入れることはできたのに、
展示されていない(正しくは、巫女さんの後ろに置いてあった)がゆえに
ほとんどの人が特大破魔矢の存在をしらず、
一般的な大きさの破魔矢を買っている状態でした。
そんな中なので、参道の露天や土産物屋を歩きまわっていると、
必ず「あれ、なに!?」と振り返る人が数多くありました。
我が家では6年ぐらい前から特大破魔矢
わが家では、2000年中頃にとても不幸な出来事がありました。
その時にこの特大破魔矢を偶然知り、
何とか家の危機を脱することができたことから
毎年手に入れるようになりました。
人間、神頼みの時があるものだと初めて知った瞬間であり、
宮島の神様が見守ってくれたのだと思えた出来事でした。
というわけで、もう何年も何年もこの破魔矢とともにあります。
初穂料は4,000円です。
結婚後は、実家とわが家の2本持ち帰っています。
初穂料4,000円がとても安い!と感じる理由
厳島神社は世界的な観光地で、行くだけで楽しめます。
そんな有名スポットなのに、4,000円で140㎝もある破魔矢を買えます。
なぜこれが安いと感じるのかを考えたのですが、
まずは「ご利益がある」、これです。
次に、大阪の「十日えびす」に行ったことも要因と感じています。
というのも、大阪のえびすは、商売繁盛を願って
主に商売人が出かけるものです。
そこでほぼ皆が手に入れるのが「くまで」なのですが、
その初穂料が基本「1万円」なこと。
企業のPRの札までついている「くまで」が基本1万円。
これが飛ぶように売れています。
コスパで見るのは「変」と思いつつも、
つい比べてしまうのは人情ですね。
「特大御神矢」をみんなが知っていたらもっと人気が出るはず
大阪の「十日えびす」の混雑ぶりは宮島よりも格段に上。
さらに、ほぼ全員が1万円のくまでを持ち帰ります。
この勢いは日本でも上の方なのでしょうが、
それにしても宮島の「誰も特大破魔矢」を誰も知らないっぷりは
PR足りなすぎなのではと思うのでした。
きっと、みんなが破魔矢のことを知ったら、
多くの人が「特大御神矢」を抱えて
初詣から帰る姿を見かけるようになると思います。
宮島に初詣に出かける際は、このご利益いっぱいの
特大破魔矢を「見るだけ」でもしてみてくださいね。
いえ、ぜひ手に入れてください!
おっしまい。