『Diamond Head Trail』
ダイヤモンドヘッドとは
ワイキキのホテルエリアからもよく見えるダイアモンド・ヘッド。ハワイ州立公園で、正式名称はダイアモンド・ヘッド・ステート・モニュメント(Diamond Head State Monument)、ハワイ語では Le’ahi(レアヒ)と言うそうです。
ハワイは火山の噴火でできた島々で、ダイヤモンドヘッドは30万年前に噴火した死火山の外輪山です。そのため、中心部分はクレーターになっていて、その回りをぐるっと山が取り囲んでいます。外輪山の一番高い部分の標高232m。登山口から山頂までは片道1.1km、大人が休まず歩いて30分くらい、子連れなら1時間弱の距離です。今回は、この部分を目指して登山してきました。頂上からは360°のパノラマビューで、最高の眺めを楽しめます。特にテンションMAX!になれたのは、ワイキキのホテルエリアが全部見えて、その中の今回の宿ロイヤルハワイアンホテル(ピンク色)がはっきり見えたことでした。因みに、ダイヤモンドヘッドの入園料は1人$1。です。
5歳児にはちょっと厳しめの道のり
実は、わたし、ワイキキからダイヤモンドヘッドまでの距離を勘違いしてハイキングに出かけてしまいました。トレイルに出かけることにしたきっかけは、山下マヌーさんの著書『山下マヌーの定番ハワイの遊び方』だったのですが、その中に、「ダイヤモンドヘッドまでは1時間ぐらい」とあり、「1時間ぐらいね〜♪ あるこ♪」と、実際の距離や上り坂である点を見落としたまま、あまりにも気軽にホテルを5歳児連れで出発したのでした。
朝8時ごろ出発し、ワイキキの海沿いをてくてく歩いて、ホノルル動物園の横をダイヤモンドヘッドに向かって左折。その後、なかなか山の入口が見えてこなくて、5歳時が疲れてぐずりだしたところで、「あれ?けっこう遠いかも・・・」と思った間抜けなママなのでした。
帰国後に知人に「ワイキキからダイヤモンドヘッド登頂した。」と伝えると、「子連れだったんでしょ?それ激しく遠イイよw」とか、「君の子供は大変だな!」とか口々に言われて、今回のハイキングの距離をGoogle先生に調べてもらうと約8キロあり、そのうち2キロは岩山、残り5キロはずっと上り坂、1キロは市街地という大変さであったことが判明しました。
因みに、ハワイ旅行のガイドサイトには、「ワイキキからすぐ近くに見えるダイヤモンドヘッドですが、さすがに歩くにはちょっと遠いのでザ・バスを使いましょう。」などと書いてあり、「おお。娘よごめんよ、でも、登頂したことは君の勲章だ!」とか意味不明の言葉をかけるのでした。でも、バスや車で山の麓までいけば、ただの1.1キロの軽めのトレイルです。8キロはちょっとという方や時間を節約したい方は、麓までは乗り物で行ってくださいね。
ワイキキからダイヤモンドヘッド山頂までの様子
ロイヤルハワイアンホテルを8時ごろ出発
カラカウア通りを朝のお散歩
ランチは『BOGART’S CAFE ボガーツカフェ』
遅い朝食兼ランチは、子供が疲れてぐずぐず言い出したタイミングで目の前にあった、BOGART’S CAFE ボガーツカフェでとりました。実はこのお店、ローカルの人々に人気のカフェでした。
注目のメニューはパンケーキ、シェイブアイス、ハワイアンワッフル、アサイーボウル。ホノルルマガジン主催のアワードでは、ハワイのブレックファーストベーグルのNo.1を受賞したこともあるそうで、味もまあまあ。特に嬉しかったのは、子供がおいしがって、よく食べたことでした。
後で知ったのは、このボガーツカフェが大阪堂島に日本初上陸していたことでした。堂島川の側で雰囲気もイイお店です。大阪に住んでいるので近所です。これは行ってみなくては。
ダイヤモンドヘッドの裾をぐるっと歩いて、外輪山の入口へ
ここまでランチを入れて、約2時間でした。
やっと『ダイヤモンドヘッド・トレイル』スタート!
こうして、ダイヤモンドヘッドのいただきを目指すトレイルは終了。何とかかんとか5歳児もワイキキから登り切りました。まさか、8キロもあったとは、この時は知りませんでしたが、5歳児が頑張ったことだけはとてもよく分かりました。
その後、「よく頑張った!君は凄い!」と何度も褒めて褒めて、また行きたいと思ってもらえるように努力しています。
ダイヤモンドヘッドを上り降りしたところで、時間は13時前でした。約4時間半でした。
ダイヤモンドヘッドからワイキキまではタクシー
ワイキキまではバスしかないかなあ、と思っていましたが、タクシーが止まっていて、15ドル程度とのことだったので、迷わず乗車。ホテルのロータリーまで送ってもらいました。何という楽さ!
この後、行きに見つけてどうしても子供が欲しがったハワイ人形を買いに、またお散歩&ショッピングを数時間したのでした。
我こそは歩くのが好き!という方は、ワイキキからダイヤモンドヘッドを目指してみてください。大人なら、まあ大丈夫です。
おしまい。