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ちょっとした考え

認可保育園にこだわるのをやめたら幸せになれた話

保活が大変だったので、やり方を変えてみた。保活が大変だったので、やり方を変えてみた。

 

保育園落ちた系ブログ、絶賛拡散中

2月の半ばは、全国的に4月からの保育園に入園できるかどうかが決まる時期ですね。そのため「保育園に落ちた!」という阿鼻叫喚がネット上で拡散されまくっています。

保育園落ちた日本死ね!!!

世田谷区や都心23区で1歳の4月に保育園入園で預けるには実際に何をどうすればいいのか

 

私も、認可に入れない自営業者だった

気持ちはよ〜く分かります。

娘が1歳の時、駆け出しフリーランスだった私は、ありがたいことに仕事をたくさんいただけるようになり、急激に忙しくなりました。

そこで、保育園に!と申し込んだものの、「自営業は不利な地域」だった、かつ、「人気の子育てエリアだ」などの条件がかさなり、見事落選。いつ入れるかわからない状況でした。

そこで、認可保育園の1日預かりサービス(2,000円)に必死で申し込んだり、時給で頼むタイプの無認可も利用していました。

こんな感じで困っていた時、偶然見つけたのが、無認可のインターナショナルスクールでした。藁をもつかむ思いで見学に行くと、「来週からでも入れるよ!」とのこと。「神様いた!」と思いました。週に4日で約6万円。高いけれど、英語を教えてくれるし、仕事はできるし「教育と仕事が一緒にできていいじゃないか!」と割りきりました。

その後3歳になると、そのままインターナショナルスクールの幼稚園に上がりました。週5になり、保育料は月10万円ぐらい。とても高かったけれど、フルタイムで共働きのため、必要経費として計上することにしました。その無認可には共働きの方も大勢通っておられました。

 

「保活」の労力は非合理の極み

認可に入るために、「指数を稼ぐことに頭を悩ます」のは辛いものです。そのために、「別の無認可に月謝を払い続けるという作戦」が実際にあることもおかしいです。「入りたい時に入れない」のもおかしいです。

その内容を記した記事などを読むと、私にはつらすぎると感じます。もはや意味が分かりません。こんなことを書くと怒られそうですが、そんなに大きな労力をかけることに価値を感じられませんでした。その時間があるなら、子どもと遊んだり、働きたい。

「認可に入らなきゃ!」と思い込み、これらの道を自ら歩むのは、「あえて戦わない戦略」が好きな私にとっては「無い」と感じました。

 

認可は殿様商売が多く、入園後にイラつくことも多い

実は、認可保育園だからといって、その全てが素晴らしいわけではありません。「抽選であずけられる1日保育」を利用した際、私立の認可保育園だったのですが、応募が殺到するのが当たり前なので、もはや「殿様商売」以外の何物でもない運営態度でした。

親の時間を確保するための保育園なのに、抽選の方法も超アナログで何度も足を運ばないといけない。当選した日数分の月謝を払う日が1日だけあり、その日に現金を持って行けなければ、抽選で何日分あたっていても強制キャンセル。持って行くものも多く、用意に時間がかかる。先生の態度がかなり横柄。まるで「親にいちゃもんを付けることでウサ晴らしをしている」ような先生が1日預かりの担当。まあ、こんな調子でした。「この先生に大切な子どもをあずけたくない」心からそう思いました。

こんな運営(もちろん素晴らしい認可もあります)にもかかわらず、認可保育園なら園児一人あたりに何十万円も国から毎月支払われるそうです。ありえません。殿様商売になるしかない!というような仕組みのなかで、ゆでガエルのようになっている、それが認可保育園なのだと理解しました。

こうして、認可保育園に入れたいという気持ちは無くなりました。

 

親も子も幸せになれるのは「良い無認可保育園への入園」

そこで、私がおすすめするのは、早い段階で「自分が納得できる教育やサービスを提供している無認可保育園を探すこと」です。無認可は国からお金をもらえないので月謝は高いです。しかし、差別化のために何らかの特徴を出そうと頑張っています。だから、お金はかかるけど、良い無認可は教育が充実している確率が高いです。

お金はかかるけど、良い無認可は「働く親の立場」を分かった体制になっています。親の気持ちを理解してサービスを作らないと選ばれないからです。

それに、お金をもらっているという意識があるので、延長保育ができるだけでなく、遅くなっても笑顔で迎えてくれます。これだけで大急ぎで迎えにいっているので救われます。認可はそういう場合、ひどい顔で迎えられたことしかありません。先生の帰る時間が遅くなりますからね。

 

夫婦で働くなら、月10万前後の保育料は「投資&教育費」として合理的

で、ネックになるのが月謝と思います。

私にとっても月10万円は超高額なものでした。しかし、夫婦の稼ぎが多いと認可でも8万円ぐらい払うこともあります。とても多くなかったとしても数万円かかる場合はざらでしょう。

認可保育園は基本的に「子どもを安全に保護すること」を最大の目的にしているので、「ただ子どもの時間をつぶす」ためにあずけるようなものと言えなくもないです。

だから、お金を払って「いい感じの教育をセットでしてもらう」ことを選ぶのはありだと思います。これは、家族全員への投資と考えられます。親にとっては働く時間の確保と、キャリアの維持。一生単位でみれば収入も最大化できるでしょう。子どもにとっては、できることが増えます。小さいうちに色々経験できることは、将来きっと役に立ちます。

夫婦で働きたい人にとっては、月10万前後の保育料は「投資&教育費」として合理的と考えることは十分可能です。

 

気持ちよく働くために「良い無認可」にシフトしよう!

私は良い無認可保育園にめぐりあえて幸せです。娘は小学生になりましたが、今でも保育園がやっている学童に通い英語を習っています。小さいうちは言語の吸収力もすごいのでいい意味で驚かされています。私も働く時間を確保できるだけでなく、気持よくあずけることができ、今もお世話になっています。

認可保育園の保活に疲れたら、一度「良い無認可保育園」を探してみてくださいね(^^)

 

 

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