「関門海峡花火大会」を撮ってきた!
こんにちは、あやこです。
2016年、初めて「関門海峡花火大会」を撮りました!撮影目標は、「関門海峡大橋・門司港側の花火・下関側の花火を1枚におさめる!」ということで、山の上から花火大会を撮り下ろしました。上からの撮影は初めてだったので、淀川花火大会の「目の前に上がる花火を撮る」のとまた違う楽しさがありました。今日はその様子を紹介します。
関門海峡花火大会とは?
関門海峡花火大会は、関門海峡を挟んで隣接する「門司港」と「下関」の2つの花火大会が同時に開催される、全国的にも珍しい大会です。2つを同時に見物できるのは、国内ではここだけではないでしょうか。そのため、北九州は福岡県の門司港側に約110万人、本州は山口県の下関側に45万人、合計115万人もの人が詰めかけます。その数、全国3位の人出を誇っています。
花火の特徴は、門司港側は大玉花火の連発打ち上げや音楽花火が、下関側は尺五寸の大玉や水中花火がそれぞれ目玉となっており、それが競い合うように打ち上げられる点が最大の魅力です。打ち上げ総数は15,000発、約1時間の「花火打ち上げ合戦」です。
「合戦」と表現したのはご存知、ここは源氏と平氏の「壇ノ浦の合戦」や小次郎と武蔵の「巌流島の戦い」で有名な場所であり、それになぞらえて開催されている大会のためです。今も昔も、2強がここで戦っていると思うと、胸熱でワクワクします(^^)
撮影場所は「火の山公園」
そんな関門海峡花火大会。メイン花火会場から見ると、音楽花火や水中花火はさぞ見事なことでしょう!しかし、今回は「関門海峡大橋」を写真に入れなければいけません。それが叶う撮影スポットを必至で探し、見つけたのが「火の山公園」でした。
「火の山公園」は下関側にある、「高台から関門海峡大橋を見下ろせるビュースポット&夜景スポット」として人気の場所です。山に埋め込むように作られた無料駐車場(300台近く収容)もあり、素晴らしいのヒトコト。公共交通機関で来る人のためにはロープウェイも用意されています。
このロープウェイビルの屋上が今回の撮影場所でした。屋上なので入れる人数は限られています。ここを確保すべく、実家の広島を朝(ないしょ)時に出発しましたが、着いたときにはほぼ満席に近い状況。隙間にようやっと入ることができ、ラッキーとしか言いようない状況でした。ここに陣取れなかったら、確実に何か邪魔なものが写り込んでしまう場所しか無いので、本当に良かったです!
「花火撮影は場所取りが9割!」ですね。
玄界灘に沈む夕日が美しい!
花火の前に想定外の「ご褒美」が出現しました。それは玄界灘に沈む夕日です。夕日が沈み始めた瞬間、場所取りで疲れきっていたカメラマン軍団の目が一斉に輝きました!
各々デッカいカメラを夕日に向けて構えて、パシャリパシャリ。この様子は「おじさますら美しく撮れてしまう、珠玉の瞬間」でした。想定外の出来事でしたがこんなに嬉しいことはありません。私もしっかり記録。
もう、あとは花火を撮るだけです。それでは、あやこの作品を紹介します。
作品紹介「関門海峡大橋&門司&下関」ぜんぶ撮り
作品紹介「北九州、門司港の花火」
作品紹介「本州、下関の花火」
おわりに
関門海峡花火大会最高でした!早起きして良かったです。
余談ですが、場所をおさえてから本番までの昼間(約10時間)は、7歳の娘のリクエストで下関にある水族館「海響館」に行きました。何と、イルカとアシカのショーが行われる水槽を、下からも見物できるようになっていて興奮しました。娘も大喜び。お盆の日帰り小旅行としても成功です!
そして、運転をしてくれたり、写真ばっかり撮っているお母さんにつきあってくれたりと、協力してくれた家族に感謝します。
それではまたお会いしましょう!