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すみだ水族館はアクアリウムであり美術館。アロマに満たされた癒しの空間は、年パスを買って読書しに行きたい場所

5歳の娘の誕生日プレゼントの東京旅行で、東京スカイツリー展望台に登ったついでにすみだ水族館に行ってきました。ついでにしておくのはもったいないステキな場所だったので紹介します。

sumida_aquarium0すみだ水族館の館内。小さな空間ながら、水槽の周りを二階から一階にむかってスロープで移動できるようになっていて、上から下から水槽を楽しめるようになっている。

ようこそ海の中の美術館へ!

海の色にライティングされた木製の階段をのぼると最初の水槽が現れた。すみだの水族館についての予備知識は全く仕入れずに訪問すると「あれ、なんだか美しい?」と感じ、思わず水槽全体を撮影した。進むに連れてその美しいと感じる理由が明らかになっていく。

sumida_aquarium01すみだ水族館のエントランス
sumida_aquarium03最初の水槽を見て「あれ、何だか美しい」と思い撮影。
sumida_aquarium05「こんなに水槽に水草が?こんなの見たことない!」
sumida_aquarium04「水草が美しく配されている。まるでガーデニング・・・」

美しい理由はネイチャーアクアリウム

ネイチャーアクアリウムとは、ネイチャーアクアリウムを手がける会社で、すみだ水族館の水槽も手がけている株式会社アクアデザインアマノのホームページによると、「自然の美しい風景を切り取るように、水槽の中に石や流木で構図をつくり、水草を植栽して美しい景観を表現すること。」だそうです。

この手法で作られた水槽だから美しかったのです。他の水族館では生き物がメインの展示物ですが、ここでは水槽が額縁であり、水槽の中身は絵画のような感覚で展示が作られていたのです。このことに気づいた時はとてもワクワクしました。

sumida_aquarium8さんごの水槽は芸術的
sumida_aquarium7ブルーグリーンのさんご、かわいい!
sumida_aquarium6水槽をどう切り取るか考えるのでしばらく遊べてしまう。水槽の周りをうろうろして撮り続けた。
sumida_aquarium5光、水面のゆれ、さんごの色や形、何時間でも撮影していられそうだった。

 

大水槽も美しく、時々ダイバーも鑑賞できる

sumida_aquarium91〜2階をつらぬく大水槽。人工海水で運用されている。
sumida_aquarium4大水槽の中でいちばん大きな魚はサメ
sumida_aquarium3サメの下にダイバーがおり、呼吸する度に空気がキラキラ光った
sumida_aquarium2ダイバーを必死で見つめる子供達。水槽の底を掃除している模様

くらげ・ペンギンが目玉

sumida_aquarium12娘がすごいジェリーフィッシュがいる!と教えてくれたくらげ。この他にかなり多くのくらげを観察できるようになっている。
sumida_aquarium11目玉のひとつ、ペンギン
sumida_aquarium10上から、横からペンギンを観察できるようになっている。5歳の娘はずっとペンギンにかじりついていた。

 

もし都民だったら年パスを確実に買う理由

水族館の中は海を思わせるライティングがされていてとても落ち着く空間です。その上、空調システムを利用して全館にアロマをたいています。何ともリラックスできる香りです。芸術的な展示・落ち着く照明・心地良い香りにつつまれることができるので、読書をしたり、考え事をするのに最適です。

その上、年パスの値段がわずか4000円。1回の入場料が2000円であり、当日なら差額を払えば年パスに変更できるなど、販売方法も気が利いています。都民でないことが残念だと思ったのは初めてでした。そのぐらいリラックスもワクワクもできるステキな場所でした。

 

おみやげにおすすめ、写真家 天野 尚さんの写真集

すみだ水族館のネイチャーアクアリウムを手がけたのは先に紹介した株式会社アクアデザインアマノの代表であり写真家の天野尚さん。天野さんの写真集『ガラスの中の大自然』はすみだ水族館ファンなら手に入れたい本です。ネット書店にはあまり在庫が無く、貴重。すみだ水族館のミュージアムショップでは最新の写真集が売られていました。

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東京スカイツリーに行く方はぜひついでに寄ってみてくださいね。
ステキですよ!

すみだ水族館ホームページ

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