長岡まつり・前夜祭と昼行事に行ってきた
こんにちは、あやこです。
新潟・長岡市の一大イベント「長岡まつり」に行ってきました。日程は2016年8月1日〜2日でした。現地で感じたことは、そこに住んでいる人がほぼ全員「何らかの形で祭りに参加している!」ということで、個人的にはまあまあ衝撃でした。
もしかしたら、地方に住んでいる方にとっては当たり前のことかもしれません。しかし、大阪のベッドタウンに住んでいると祭りの優先順位が極めて高いことや、かなり多くの時間を祭りに注ぐことはありません。
だから、新潟の方々の並々ならぬパワーに終始ワクワクしっぱなしでした!その様子を撮ってきましたので少しばかり紹介します。
目抜き通りを舞台に地元団体が演技を披露
長岡まつりでは、長岡駅前の中央通りが全て通行止めになり、お祭り専用となります。市役所の入っている市民のための巨大施設「アリオ長岡」が祭りの本陣です。そこから伸びる通りには屋台が軒を連ね、太鼓などの色々な演技が行われました。
そんな「アリオ長岡」では午前中は「平和記念式典」が。昼間は屋台が。夕方は施設内にある「天井つきの広場」にハーレダビッドソンの大群が勢揃いし、その後パレードに出かけていきました。
屋台で鮎にホタテに団子。最高!
屋台のメニューも素晴らしかったです。大阪の祭りでは唐揚げやポテトなど、いつも通りの品々が並んでいるものですが、長岡は大人も大満足の内容でした。炭火で焼いた鮎にホタテにつぶ貝、お団子です。もうビール片手に食べ尽くすしかありません!
消雪パイプで打ち水大作戦!
これ、何をしているかわかりますか?「真夏に消雪パイプで打ち水をするイベント」をテレビクルーが撮影しているところです。消雪パイプは、雪を溶かすための装置です。雪の多い地域の道路の下に設置されていて、パイプから地下水を出して雪を消します。
当の打ち水大作戦の効果はというと、やはり涼を感じることができました。市内のど真ん中でしたが、車の通らないこの日。水たまりにはいトンボも飛んできました。
実はこの「消雪パイプ」。新潟の有名企業「越後製菓」の創業者が考案した仕組みだそうです。そのためか、祭りで消雪パイプを紹介するコーナーもあり、実際に打ち水大作戦を行なうなど、まあまあ重要イベントになっていました。
一方で私は、新潟に入ってからずっと「道路が茶色いこと」が気になっていました。西日本にはこのような色の道路はないからです。祭りをきっかけに消雪パイプを調べてその理由がわかりました。
画期的な豪雪を溶かすアイデアでしたが、初期の消雪パイプの仕様でサビが出てしまったためでした。また、地下水を利用するために、場所によっては地盤沈下したところもあるそうです。
そのため、最近の消雪パイプはステンレス製です。サビ問題を解決できるのはやっぱりステンですね!
日が暮れても楽しさは続く
神輿もGO!
シメの一つ前はお神輿です。やはり見ていて楽しいのはかわいい女の子。イケメンを見つけるのは難しかったですが、かわいい女の子はけっこう見つかりました♪
前夜祭のしめは協賛各社の社員による踊り
前夜祭の最後を飾るのは、地元企業の社員さんによる踊りのパレードです。各企業ともオリジナルデザインの浴衣で登場。列は長ければ長いほど誇らしい、そんな様子でした。
道路上は踊る社員さんで埋め尽くされ、沿道は社員さんの家族がパパの勇姿を見るために囲っています。また積立の集金など、定期的に家に来るお気に入りのお兄ちゃんなのでしょうか。横に陣取って一緒に踊るおばあちゃんもいました。かなり嬉しそうです!そんな微笑ましい光景をみて喜ぶ私。
もし上からこの行列を見ることができれば、それは企業規模を人で表したインフォグラフィックスになっているだろうな、そう思いました。ところで、列が長いのは新潟の地銀や信用金庫、越後製菓などの全国でも知られる会社でした。
長岡まつり、いいよ!
長岡まつり、なかなか良いです。目的は翌日の「長岡まつり大花火大会」でしたが、昼行事と前夜祭も十分楽しかったです。かなりの経済効果もあるのだろうなと感じました。また行きたいな!もし、新潟旅行を検討していている方は、迷わずGO!ですよ(^^)