広島県に実家のある私。毎年初詣は厳島神社(宮島)に出かけます。今年は父も気合が入っていて、年明け早々にお参りする!と1週間前から言っていました。そうして出かけた初詣。0時台前後の移動が想像以上に良かったので紹介します。
23時00分 岩国市近辺にある実家、出かける準備完了
例年、昼間に初詣に出かけていたのですが、今回は深夜に運航する初詣列車で行こうと思っていました。ところが、大阪と違ってこちらは田舎。終電が23時00分ごろに無くなり、初詣列車は「元日の1:05岩国発〜広島行き」が始発だと23時ごろ気付きました。
23時55分 宮島口桟橋着 この時間帯、道路は空いていた
1時まで待てない!と思い、混雑が予想されましたが車で出かけました。実は、家から宮島まで空いていれば車で15分、電車でも10分と近くです。しかし元日はそうはいきません。道路が国道2号線しか無いからです。ところが、0時目前の国道2号線は空いていました。宮島駅前まですぐに着き、コインパーキングに停められました。この時点で23時55分ぐらいでした。(もう少し遅いと難儀しそうな雰囲気でした。)
元旦0時 宮島口桟橋付近で新年を迎える
若者たちが大声でカウントダウンをしていたのに便乗し家族で新年を祝いました。
0時10分 10分おきに出る宮島連絡船に乗船(今回はJR汽船)
宮島に渡る連絡船は、JRの在来線とセットで切符を買えるJR汽船と、松大汽船の2つがあります。どちらも10分おきに交互に出発するので殆ど待つことはありません。料金は往復340円です。
0時30分 初詣の行列の最後尾に並ぶ
とても当たり前なのに行くまでは知らなかったこと。それは0時になるまで初詣の参拝客を厳島神社の中に入れないということです。したがって、23時台に宮島に着いた人は、神社の入り口を先頭にひたすら並ぶことになります。昼間に行った時の最後尾よりもはるか後方に最後尾があり、最初はかなり驚きました。
0時55分ごろ 列が一気に動き始める
0時を皮切りに神社に参拝客が入り始め、列の後方が動き始めるのに約1時間。実際に私が並んだのは30分以下でした。できれば2人以上で出かけたいところです。
また、最初はJR在来線の初詣列車の始発が1時頃という事実に「もっと頑張れ!」と思っていましたが、神社やの入り口が閉まっておりただ列を増やすだけになることから、初詣列車の始発設定 1時ごろというのは合理的だと後で分かりました。
1時15分ごろ 祈祷の申し込み

祈祷してもらう神殿
祈祷では、60人以上が一緒に祈祷してもらいました。一人ひとりの住所と名前とお願いごとの内容を神主さんが読み上げてくださる(◯県◯市◯◯の里に住まう◯◯の願い◯まるを・・・って感じ)のだけど、何と最初に私の名前が読み上げられ衝撃を受けました。一番先に申込んだわけではないのに、最初に読まれるのは訳があるようで、良いことがあるのか、しっかり頑張らねばということなのか。とにかく今年も色々励もうと思いました。
帰り際におすすめなのは「藤い屋の焼きたてもみじ饅頭&渋いお茶100円」
帰り道では屋台や土産物屋が目につきます。ちょこっとほっこりするのに最適なのは商店街の中にある「藤い屋」。一番売れているっぽいお店だけあり、店内も綺麗。わずか100円で焼きたてもみじ饅頭1個&渋いお茶をいただけるだけでなく、清潔なお手洗いも借りることができます。焼きたては美味しく、渋いお茶がマッチして、日頃は1つで十分なもみじを2つ(合計200円)ぺろりと食べられました。
帰り道もスイスイ
3時30分
祈祷してもらったので時間が少々かかりましたが、宮島口連絡船および道路はスイスイで、かなり快適に初詣を終えることができました。気合を入れてお参りしたい年、近場の人は車で0時台の初詣は良いのではないでしょうか。自動車が無理な方は、大晦日の最終列車に乗って出かけると同じような時間感覚で進めると思います。
おまけ 初詣列車の時刻を検索するには
「山陽本線 元旦 初詣」などで検索すると調べることができます。元旦の1時頃に始発が発車し、1時間おきに運行しているようです。フェリー(宮島連絡船)は元旦はガンガンでているので調べなくても大丈夫です。2日〜4日には深夜便はないので、元日の勢いで出かけないようお気をつけを。